子供別室型 父親別室型 母親中央型 子供中央型
夫婦の傾向 自立型 分担型 支援型  協力型
父子の距離をとり、この自立を心がけ、厳しいが放任。父性的存在あり。母親は、子離れを心がけやや放任。親子のけじめあり。 父子間は疎遠、子育てに無関心、無責任。父性は存在しにくい。母親は子に依存しがちで甘い。過干渉、母子密着。 父親は、この自立を心がけつつ見守っている。父性として作用する。母親は父子間を調整し、子の自立を促進。親子のけじめあり。 父子間は近く、子育てにタッチし優しい。父性として作用しにくい。母親は子に譲歩しがちで甘い。過保護。友達親子。
子供の傾向 情緒 安定しない 安定しない 安定 安定
社会性や自立心 旺盛 未熟 育つ 遅れがち
発達 下位 中位 上位 上位
研究から分かった子供の特徴 別室に寝ている両親とのスキンシップが少なく、孤独や不安感を感じやすい。一見親から自立し、しっかりしているように見え、感情表出の豊かさはあるが、情緒は不安定。 別室に寝る父親の関りを受けにくく、母親の夫に対する不満の影響を受けるせいで、情緒は不安定、社会性も未熟な傾向。言葉での自己主張ができず、見知らぬ場に溶け込みづらいなど発達は好ましくない傾向あり。 母親とは十分なスキンシップが得られ、安心や信頼の心が育つ。間を置いて寝ている父親を母親と違った存在として認識。依存と自立のバランスがとれて情緒的に安定。表情も豊かな傾向あり。 両親から十二分なスキンシップが得られ、安心や信頼の心が育つ。自己主張もうまくでき、他人への積極性もある。しかし父親との距離が近く、しつけが作用しにくく、情緒は安定するが、自己中心的になりがち。

影響が大きいのは、3歳までの乳幼児のようです。プレジデントベイビー2018 P136~138

2019年9月13日